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2012年DS版裏紅白歌合戦

忙しくてなかなかブログ書きやサイト更新が捗らず、Twitterの更新が主となっている昨今ですが、2003年末から毎年続けている「独自の裏紅白歌合戦」の制作は一応行いました。

2012年度・DS版・裏紅白歌合戦

ただし、私の多忙のため、「出場者」は紅白各8組に留めています。ちなみに、本物の紅白歌合戦の第1回(1951年)の出場歌手は紅白各7組なので、ほぼ同数です。

なお、有名な本家「裏紅白」と比較すると、結構被っているネタがあるのが少々残念(私は向こうを全く参照せずに作っています)。相変わらず私の方は懐古ネタやCMネタが多いのです。とは言え、今年はグラシェラ・スサーナ「八戸小唄」を“発掘”できたので個人的には満足です。

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スマホにすべきか否か問題

私が考える2012年の公的重大ニュースは先日のエントリで書きました。一方、私的ニュースの中で最も重要なものの1つは、携帯電話をスマートフォン(以下、スマホと記します)に完全移行したことです。私は2010年にiPod Touchを購入してからしばらくの間は、従来型携帯電話(ガラケーもしくはフィーチャーフォンとも呼ばれます)とiPod TouchまたはWi-Fi運用スマホの2台持ち(e-mobileのモバイルルータを加えれば3台か)をしていたのですが、今年の1月にauのIS11Nを購入して以来、普段携帯する情報端末をこれ1つに絞りました。

現在の携帯電話市場において、新規出荷台数ではスマホが従来型携帯電話(以下、ここでは文字数省略重視でガラケーと呼びます)を上回っていますが、総数では依然としてガラケーが7割くらいを占めると言われています。メディアの注目がほぼスマホ一色となっている中で、ガラケーも根強い需要があるようです。

そこで、ガラケーとスマホを両方使用し比較した実感に基づき、長所短所を9項目に亘って以下に列挙していきます。おそらく既にネットの各所に載っていることと重複することが多いでしょうが、どなたかに参考にしていただけるかも知れません。なお、スマホはタッチパネルでの操作を前提とします(ほとんどの機種に該当)。

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今年を「いじめ=犯罪」元年と位置づけたい(改訂版)

※別所に書いた文章を若干改訂して投稿します。

大津市のいじめ問題が話題になったことは、私の中では今年最大のニュースに位置づけられています。ただ、下半期は別のニュースに注目が集まり影が薄くなった感があるので、ここに記録に残しておきます。事件そのものは大変痛ましいものでしたが、これをきっかけに「いじめは犯罪である」という意識が教育関係者や生徒を含む全国民に定着することを心から望みます。
 
ところで、私のブログで過去にいじめ問題に言及した記憶がなかったのですが、検索してみたらありました!
文科省が体罰基準を明示(2007年2月)
タイトルは別件ですが、最重要主旨はいじめの件でした。

いじめ転校制度周知不足(2006年12月)
「いじめられる側の努力や学校の指導だけではどうしようもないケースが少なくない」ことを改めてココでも強調しておきましょう。

少し前までは、いじめについて「いじめられる側も悪い」的な主張も時々目にしたものですが、個人的には、この種の主張も社会から撲滅されるべきだと思っています。「いじめられる側も悪い」が通用するのはせいぜい「仲間外れ」「無視」程度の法に触れない行為まででしょう。

そんなわけで、私は触法行為に相当するいじめは全て犯罪として処理すべきだと考えます。そもそも、14歳以上は刑法の責任年齢です。中学生はまだまだ精神的に未熟であることに配慮し、刑事罰を受けた「前歴」が将来的に本人の不利に決してならないような配慮(必要ならば法改正)さえすれば問題ないでしょう。

ここでふと1つの疑問が浮かびました。たとえば肉体的暴力は暴行罪や傷害罪として、いわゆるパシリは強要罪として処理できそうですが、持ち物を隠す行為の罪名って一体何でしょう? 窃盗罪と言いたいところですが、微妙な問題があるようです。分かりやすく書かれている記事から引用します。
毀棄罪--いじめと犯罪の境界はどこか(プレジデントオンライン)
「刑法には、構成要件として、外形的な事実を認識しているだけでなく特別な内心の存在が必要とされる犯罪があります。窃盗罪も、その一つで、いやがらせ目的で物を隠すだけでは、窃盗罪に問うのは難しい」
必要とされる意思の内容は2つある。「権利者を排除して他人の物を自己の所有物として振る舞う意思」と、「経済的用法に従い利用または処分する意思」だ。

「いやがらせ目的なら、経済的用法に従って利用する意思があったとはいえません。また隠すことによって他の利益を得ているとも考えにくい。理論的にも現実的にも、窃盗罪は成立しないのではないでしょうか。ただ、いやがらせで人の物を勝手に持っていけば器物損壊罪(刑法261条)などの毀棄罪(ききざい)になる場合があります。窃盗罪が10年以下の懲役または50万円以下の罰金であるのに対し、器物損壊罪は3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料。器物損壊罪のほうが法定刑は軽いですが、これも立派に刑法に触れる行為です」

窃盗に相当しなくても、器物損壊罪などの毀棄罪に当たる可能性があるようです。また、私から一つ補足しておくと、隠した物が信書だった場合は文句無しに信書隠匿罪に該当します。ともかく、他人の所有物を隠した者が確実に罰せられるような法運用を望みたいものです。

2012年DS版重大ニュース

最近はほぼTwitterの更新に専念しているような状態ですが、年末の重大(or 十大)ニュース系エントリはやはりブロガーにとっての風物詩なので、一つ書いておきます。

まずは大手メディアのソレ系の記事に1つリンクしておきましょう。

2012年読者が選ぶ日本の10大ニュース(読売新聞)

順位だけ引用します。
1位:ノーベル生理学・医学賞に山中教授
2位:東京スカイツリー開業
3位:ロンドン五輪、史上最多のメダル38個
4位:政権問う師走の衆院総選挙
5位:尖閣国有化で日中関係悪化
6位:金環日食、932年ぶり広範囲観測
7位:中央道トンネルで崩落、9人死亡
8位:巨人が3年ぶり22度目の日本一
9位:地下鉄サリン事件で特別手配の菊地容疑者ら逮捕、オウム捜査終結へ
10位:兵庫県尼崎市のドラム缶遺体事件、連続遺体遺棄・行方不明事件に発展

なるほど、マスメディア発表のランキングはこんなものかな、という感じ。

それでは、引き続き私の2012年十大ニュースの発表です。もちろん公的なニュースに限定し、10位からのカウントダウン形式でまいります。
 

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下北半島論

政治ブログの「社会派DS」に書こうか通常ブログに書こうか迷いましたが、まずはこちらに書きます。

私は青森県八戸市で生まれ、中学時代の2年間は下北半島の付け根に位置する六ヶ所村に居住しました。その経験を含む様々な情報を総合すると、青森県の下北半島地域はある意味で県内で最も「悲惨」な地域だと結論付けざるを得ません。

県の日本海側と青森市を含む津軽地域には、リンゴ、ねぶた(or ねぷた)祭り、弘前城の桜、ストーブ列車、白神山地、津軽弁など、多くの日本人が「青森」からイメージする観光地や名物が集中しています。一方、県の南東部の八戸市を中心とする南部地域は津軽ほどの名物には恵まれないものの、気候的に雪が少なく住みやすいというメリットを持っています。ところが、下北半島地域はいかにも中途半端です。津軽ほどの降雪量はないものの、季節風を遮る高い山地が無いため、冬は強烈な吹雪に見舞われることが多いのです。中学時代、向かい風の吹雪の中の徒歩通学の苦しさは絶望を感じさせるレベルでした。ゆえに積雪量の多い青森市辺りよりも冬の暮らしは大変だと思われます。また、県の中心都市である青森や八戸からの距離は相当に離れていて、生活は比較的不便です。半島内には恐山や大間のマグロなどの観光や物産がありますが、先述の距離のせいでアクセスは困難。更に半島太平洋側の東通村や六ヶ所村に至っては有名な観光地や物産はほぼ皆無で、ついでに鉄道路線もありません。

話は本題から若干逸れます。少年時代に六ヶ所村に2年住んだ私が得た最大の教訓は、「田舎の人は素朴で温かい」的なイメージは現実と一致するとは限らないということでした。なお、これは当時の私の周辺がそうであったということに過ぎず、六ヶ所村全体を貶める意図は皆無です。それ以来、住むなら絶対に都市部に限る、と心に決めて現在に至ります。

話を本題に戻します。さように何もない六ヶ所村が貧しいかといえば、決してそんなことはありません。私が住んでいた頃はちょうど国家石油備蓄基地の開発を行っていた頃で、その際に多額の補償金を貰ったと思しき住民がかなりの豪邸を建てて暮らしていました。その後、原子燃料サイクル施設を誘致し、村の財政が更に豊かになったことは周知の通りです。もしこれらの開発が無かったとしたら、六ヶ所はおそらく何のとりえもない過疎の村に過ぎなかったはずです。

さて、東通村は原発から大きな財源を得ています。状況は六ヶ所村と類似しますが、六ヶ所村よりも北にあり地理的条件は更に過酷です。もし原発がないとすれば、財政的に相当厳しくなります。村の存亡に関わるレベルと表現しても過言ではないでしょう。私などは下北半島に2年関わっただけ(今後直接関わる予定も皆無ですが)なので気楽にブログに書けますが、地元に根付いた生活を送るつもりの人々にとっては相当に切実です。

さて、今、東北電力の東通原発敷地内に「活断層」が存在するという理由で、再稼働の見通しが立たなくなっています。これにより地元を離れざるを得ない人も相当いるでしょう。この状況を良しとするか否かを決めるのが政治です。政治的な所感については、気が向いたら「社会派DS」に書きます。

原発すがるしか・いい加減だ…東通活断層で地元(読売新聞)
以下、記事から一部引用してエントリを締めます。
 原子力規制委員会の専門家会合は東北電力東通原発の敷地内に活断層があることで一致し、同原発は再稼働の見通しが立たなくなった。

 青森県東通村の経済の将来に不安が広がるとともに、一度は安全とした国の判断と真逆の結論に向かっていることに関係者からは不満の声が上がった。

 東通村の越善靖夫村長は「私は東北電力の活断層ではないという主張を信じている」とした上で、原子力規制委員会の委員が国会同意を経ずに決まったことを指摘。「同意を得てから、調査すべきだ」とぶぜんとした表情で語った。

 原発近くに住む元村議(72)は「出稼ぎをなくせると思って原発を誘致したが、東京電力福島第一原発事故後、若い人たちがまた出稼ぎに行くようになった。村は吹けば飛ぶような業者ばかりで、原発にすがって仕事をするしかない」と肩を落とす。

 「2日間、調べただけで、前と大きく結論が変わってしまうなんて、地震学というのはそんなにいいかげんな学問なのか」――。県幹部は専門家チームへの不満をぶちまけた。

 反原発の立場の「下北の原発・核燃を考える会」の櫛部孝行代表は「専門家が活断層という意見で一致したからには、廃炉という方向にもっていくべきだ」と語気を強める。

 ただ、遠田晋次・東北大教授(地震地質学)は「断層が震源までつながる深いものか、数メートル、数十メートルの浅いものかが重要。建屋などにどれぐらい影響があるかが判断されるべきで、ちょっとしたずれで稼働がすぐ駄目になるという論調はおかしい」と指摘する。
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2012年11月から、ここが私の通常ブログ。それ以前の記事および横断歩道関連の記事は横断歩道歩行者優先順守促進ブログをどうぞ。

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