Mid-Digital Hair

私は左手の中指と薬指、および右手の薬指の第1関節と第2関節の間に毛が生えています。

2005年に旧ブログに書いた指の第1関節と第2関節の間の毛という記事の補足です。ここに毛が生えるという形質は優性遺伝します。この件を詳しく書いた日本語のサイトが今はなかなか見当たらないため、ここに概略を書いておきます。なお、優性遺伝そのものの基礎知識については、たとえばWikipediaの解説をご参照ください。

最近知ったことですが、英語では指の第1関節と第2関節の間の毛のことを「mid-digital hair」と呼ぶようです。ですから、この件について英語の専門的なページや文献を探す場合、「Mid-Digital Hair」で検索すると良さそうです。検索結果の中から、比較的初心者向けと思われる英語pageにリンクしておきましょう。
 The Genetics of Mid-Digital Hair Growth: Why Hair Grows On the Middle Segments of the Fingers
後半の段落から抜粋して訳しておきます。なお「mid-digital hair」はあえてそのままにしておきます。

1921年のDanforth等の研究において、mid-digital hairの存在は優性形質、非存在は劣性形質であることが示された。このことは、単一の対立遺伝子があればmid-digital hairの有無を決定するのに十分であることを意味する。さらにBernsteinとBurksの論文(1969年)によって、5つの複対立遺伝子(D0,D1,D2,D3,D4)がmid-digital hairに影響していることが示された。ここでの下付き数字(0~4)はmid-digital hairが生える指の本数に関連している。遺伝子型がD0D0ならば毛は生えない。


より詳しく知りたい方は、検索結果の中からより詳しいpageや論文pdfを参照することもできます(ただし遺伝のやや専門的な知識が必要になりそうです)。

ところで、日本の生物学ではmid-digital hairを「中節毛」と訳すことがあるようです。残念ながらこれで検索してもHit数は少ないのですが、こんなのを見つけました。
「ワークブックで学ぶ生物学の基礎 第2版」のP.101
最近のGoogleは凄いなあ。

テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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